
smily kichenをホームページで見たお客様から
古材を使ってキッチンはできないかとうれしい問い合わせがありました。
古材はいつか挑戦したいと思っていたのですごく嬉しくて
是非挑戦させてください!!とお願いしました。
お客様もsmily kichen を実際見に行ってくださったりと
とても行動派です。
僕も早速古材屋さんへ同行しました。
各地から集められた古材の山です。
ほとんどがチップへ加工されるのですが中に
今では流通し難くなった水目桜や肥え松などが含まれています。
ほとんどが構造材として使われていたもので、ホゾ穴が掘られたものなど
家の一部として働いてきた証が掘り込まれています。

これは水目桜。
たくさんのホゾ穴が刻まれています。
何とかこの穴の歴史も上手に使ってあげたいですね。
こんな立派な材を使っていたなんて、どんな立派な古民家だったんでしょう。
100年前に建てられた家に100年の樹齢の立派な材。
どれくらい前に生まれた木なのか想像できません。
それでもまだ次の生命を吹き込もうとしています。

どこにどんな材を使おうかお客様と相談しながら話が弾みます。
僕の木を見る目を信じて古材のキッチンを託してくださるのですから
生懸命答えなければなりません。
日々の出会いが僕を成長させてくださいます。
さて、今回はどんなキッチンが出来上がるのか
僕もとても楽しみです。
コメントをお書きください