大好きな木の桜のキッチンを作っています。
春になると山のいたるところにピンク色の桜の花が
まばらに咲きほこります。
桜の名所のような一面の桜もいいのですが
僕は広葉樹の山に、ポコポコと見えるピンクのかたまりのような
山桜が好きです。
工場のある吉井川沿いの山肌にも
春の訪れと一緒にその可愛いかたまりが花を添えます。
春の訪れより一足早く桜のキッチンをお届けできそうです。

桜は木目がなく表面が滑らかですべすべしています。
昔、堀こたつのやぐら(骨組み)に桜を使っていたのは
布団が擦れても破れにくかったそうです。
ずいぶん前に他界したおばあちゃんの部屋にも掘りごたつがあって
その中の炭のにおいが好きでした。
このキッチンもとてもすべすべの仕上がりです。
オイルを塗って何度も拭いていると
なんとも気持ちの良い肌触りになっていきます。

このキッチンは瀬戸内海を渡った香川に届けます。
今からお客様の喜んでくださる顔が浮かびます。
再会できる楽しみと
やっぱりうどんも楽しみですね。
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