• トップ画像
  • トップ画像
  • トップ画像

キッチンの作業カウンター製作中

「香川の海が見える山桜のキッチン」の作業カウンターを製作中です。カウンターの後ろ側は、一番よく見えるところになります。もともと、お客様からは横格子のイメージ写真を送ってもらっていました。それを見ながら、建設現場でその横格子がその空間に合うだろうかというところから検討。机上だけでは想像ができなかったのですが、実際に設置する場所に行って、四方八方から考察すると…通路の奥行き感が感じられるようになる!と確認することができました。そして山桜のキッチンによく似あい、品のあるものになることを心がけデザインしました。

新しいデザインを作るときは、時間をかけて考えます。今回は、杉材を使い、厚み・奥行・間の距離を変えたりして、何度も「ちょうどよい」所になるまで試してみました。良いものになってほしいと願いながらの作業です。今回は、山桜を使うこともあり、品よく収まってほしいことを念頭に置いて考えました。山桜自体は、品のある木柄だと思います。その木が持つものを失うことなく、ちょうどよい品の良さにおさまってほしいものです。

まずは、格子からです。一本ずつ丁寧に、ほぞにさしていきます。反対側も、ほぞに入れていくのですが、これだけほぞを入れるときは、少しの違いで、入らない場所が出てきます。最初からどの工程も気を抜かず、出来上がりが上手くいくようにすべて計算し、くみ上げていくのです。

約1mのカウンターですが、2つ並べて使うので約2mの長さになります。普段は、キッチンの作業台として活躍します。「時々、隣の両親と一緒にワイワイ食べたいんです。楽しいでしょ。」という希望を教えてくださいました。だから、増えたときはテーブルにくっつけて使う予定。高さはテーブルに揃えています。目隠しの横格子は、背板のみ。両横にはありません。兼用にするときは、どちらを重要に思うかっていうことが大切です。今回の場合は、『みんなで一緒にご飯を食べて楽しい時間を共有する。』です。こんな考えもすごく嬉しいですね。