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福岡のコの字キッチン

一つ一つのキッチンには、思い出があります。作り手としての思い出だけでないのです。依頼をくださった方、そしてご家族とのキッチンに込めた想いや、日常の生活についての話をお互いに沢山していると、人と人としての繋がりが思い出として大切に蓄積されています。このキッチンは、普段はお受けすることが出来ないくらいの遠方からのご夫婦に作ったものです。

メールでの問い合わせをいただいたと思ったら、突然電話をいただき、「福岡からそっちに車でそちらに向かっています。」と言われているではないですか!福岡といっても南のほうで、もう大分県が川向うの辺りからです。キッチンを探していたけれど、良い出会いがなくて、岡山で遠いけどこうなったら行かなければ!と車を走らせて来てくださったのです。こうなったら、私たちもその想いに答えるしかありません!設置をしに行きますとも!と即答いたしました。

この春、大分まで行くことがありましたので、お邪魔させてもらいました。優しい笑顔のご夫婦は全然変わることなく、私たちを優しい笑顔で迎え入れてくれました。前もって、キッチンの調子の悪いところがあったら、修理するので言ってくださいね。とお伝えしていたのですが、幸いにもそのような所もなく、結局、一通り調子を見させていただき、その後はおしゃべりをして、お茶をいただき、写真を撮らせてもらいました。

初めての試みの、天板の配線用スリット。これも絶好調で、こうして良かったと言われていました。どう使うかは、想像してくださいね。キッチンの事例としてご紹介する際には、きちんとどう使うかをお知らせします。

床の間に、お花をいけてお迎えしてくださった心遣いに、感謝してもしきれません。遠かったけど、あれもこれも含めてすべていい旅ができました。あの距離を想いだけで車を運転してきてくださり、本当に感謝で一杯です。