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アンティーク風なキッチンになりそうです。

KitoBitoでは木に着色することは稀です。その稀な機会が訪れました。濃い色の木でキッチンを製作するのか、着色してしまうのか。お客様は明るい色が好みではなく、着色した見本板を気に入ってくださり、今回は色付きキッチンになりました。着色と言っても、色付きオイルを使い少し濃くする程度なんです。ただ透明のオイルとの違いは、木目の中にしっかり着色した色が入るので、濃く見えるような気がします。この写真の木はどちらもオーク材です。下はクリアオイル。上の板は、チーク色のオイルをしています。木目が濃くなっているのが分かると思います。この写真ではわかりにくいのですが、木目以外も、クリアオイルを塗っている下の板よりは、色が濃い感じです。落ち着いた色に見えます。

そして、天板は今まで気になっていても使う機会がなかったコーヒービーンという名の人造大理石。引手はいつものKitoBito製。今までとは少し雰囲気の違うキッチンになりそうですね。

最後に、なぜKitoBitoでは着色をすることが稀だったか。「木」そのものが持つ色の経年変化を楽しんでほしかったから。なぜ、過去形か…?単に、今回着色をしてみて、今までと雰囲気の違うキッチンになりそうなのが、それはそれで、とてもよくなりそうだから。もしかすると…着色をしないことは、私たちのエゴであるのかもしれない。とも思ってしまう。それよりも、使い手の想いを今からこのキッチンに込めて製作して、出来たところから、使い手が自分の想いのこもったキッチンを育ててくれるほうが、よっぽど良いのかもしれない。今宵、そんなことを思いつつ、もう一度このキッチンの色を見てこよう。