大工の遊び心のある古民家で。

おそらく築100年以上の古民家再生プロジェクトへキッチンを作りました。時代時代で、直された跡があるのですが、こうして住み継がれゆく日本建築の美しさと強さを感じた家です。

詳しくは、またキッチンのページでもアップすることにして。今回は、このネズミさんたちのご紹介。床の間の隅にあったという大工の遊び心のある手仕事のネズミさんたち。なんのためなんでしょうか。そしていつの時代につくられたのでしょうか。

時代は、わかりません… そして写真ではわかりにくいのですが、後ろ側は『蟻組み』になっていました。実際にどのように床の間にあったのかは知らないのですが、何かを止めるための細工かなにかでしょうか。もしくは、空いてしまった穴を、この細工をしてふさいでいたのでしょうか。ただ、そんなことはよくわからないのですが、上のネズミさんたちの出来具合が絶妙で、大工さんの手遊びだったんでしょうか。

本物なら、嫌がられる存在のねずみさんですが、こうした細工はかわいらしく感じます。粋な、というより、大工さんの愛嬌を感じます。そして、これをとっても嬉しそうにみせてくださった施主の方も、こういった細工が残っている自分の大切な家をとても誇り高く思われています。そんな家に、キッチンを納めることができた私たちも、自分たちの仕事に誇りを感じました。ありがとうございました。