西粟倉原生林へ行ってきました

西粟倉原生林へ行ってきました

ここは原生林の状態で保存していて特に広葉樹を扱う私たちにはいつも扱っている木が実際に自然の状態で生えているのをみることが出来、とても勉強になります。

家具材としてよく使うナラ、クルミ、ミズメザクラ、トチ、ブナなどが混在しながら歩道に沿って生えています。

植林している杉や檜は一面同じ木が生えていますがしぜんの状態で生えているこれらの紅葉樹はいろんな種類が混在しながら、水が好きな木は沢沿いに生えていたり、日光が好きな木は何かの拍子に大木が倒れて日が当たると一斉に枝葉を伸ばしたり、それぞれが生育しやすいところに生えています。

私は木の生き物としての生態や材料としての特徴にとても興味があるのでこのような自然観察から原木の仕入れ、家具の製作がつながっていて全ての工程がとても好きです。

製作している時も山に生えていた木を想像するのはワクワクします。たまに木の話に興味があるお客様に聞いてもらえると、とても嬉しいです。