壁に描かれた家具のようなキッチン
秋田産ナラの無垢材を、見せるキッチンとして設えました。キッチンという空間というよりも、リビングキッチンという空間の中で、インテリアの一部として楽しめる家具のようなしつらえです。
木が森で生きていた証しを通して、森の空気を感じる。
引き出しの一枚一枚の板をを厳選して選び、全体のバランスを見て作るため、KitoBito Joinery Kitchenでも 同じものが一つとしてできあがりません。美しく描かれた節、そして木の濃い部分と白い部分、それらはその木が森で生きていた証しなのです。その自然が描いた造形を通して、森の空気を感じてください。素晴らしい日本の森を感じてください。
職人の手作業を感じる
KitoBitoの工房でひとつひとつ丁寧に手作業で組まれた引き出し。木の反りをうまくとめるだけではなく、キッチン全体のデザインにもいかされています。KitoBitoのキッチンはどれも丁寧に組んでつくられていますが、このキッチンは特にそれを見せたかったのです。KitoBito Joinery Kitchen(キトビト ジョイナリー キッチン)の名前の由縁はそこにあります。
国産材を使いたい
私たちは輸入された材木を主に使っています。しかし、以前から『普通の』国産材での製作をできないか模索していました。高級なものでもなく、特別なものでもなく、安定して仕入れることのできる広葉樹でキッチンを作りたかったのです。そんな時に東北の材木屋さんとの出会いがあり、魅力ある材料と出会うことができたのです。
シンプルに。
節があり白い部分も使う材料のため、できるだけシンプルなキッチンにしました。引き出しで構成しているので、使いやすさはもちろんのこと、ムダなくできる収納も魅力の部分です。
キッチントップのこだわり
KitoBito Joinery Kitchenのキッチントップ(天板)は、ステンレスを定番としています。このキッチンには、『ピシッ』としまった感じが特に似合うと確信をしているからです。またステンレスの仕上げにもこだわり、バイブレーション仕上げにしています。ピカピカしていないマットな感じがいいのです。さらに手板金で製作をしてもらっているため、プレス加工にはないアールのでかたが、シャープでかっこいい天板です。
壁もこだわってください。
壁にはタイルを貼ることを選択肢に入れてほしいです。 白いタイル、色のついたタイルは好みで選ぶと楽しいです。そして壁に棚を付けることにより、見せることが楽しくなることと共に、キッチンで料理を作るときの作業性もアップします。