木になるキッチン キッチン製作

リフォームプランが決まりいよいよ製作にかかりました。

今回の木の種類はレッドオークに決まりました。

コロナ禍で木材の流通状況が大きく変わり、

入手困難になったり価格が高騰して仕入れにくくったりと、とても苦労しています。

そんな中、レッドオークは価格も落ち着いていて明るい色の木で最近よく使う材料です。

突板(合板に薄くスライスした板を貼ったもの)もあって価格や用途によって選ぶこともできます。

塗装はオイル仕上げとウレタン仕上げの二種類あるのですが

今回はオイル仕上げのようなしっとりとした色に仕上がる

オイル調のウレタン塗装に初めて挑戦しました。

ウレタン仕上げはメンテナンスが楽なのですが、

しっとりとした濡れた感じの色にはならないので好みが分かれるところですが、

両方の良さを合わせ持った初めて使う塗料でしたがとても良い感じに仕上がりました。

KitoBito のモットーは『キッチンを通じてお客様の幸せな暮らしのお手伝いをする』ですので

材料選び、製作方法、デザインなど、どの方法を選ぶべきか悩んだときは

モットーに立ち返って考えなおします。

内部の作り方は栗の木を組んでフレームを組み立てるようにしています。

強度と長持ちと加工性のバランスが良いのでこの組み方にしています

20年経ったとき愛着がわいてまだまだ安心して使えるなって感じてもらえたら

最高なのでそういうモノづくりをしたいと思っています。

逆に言うとそうならない作り方は選ばないというのがポリシーです。

これは見えない部分の作り方のことなので作り手に一任される部分で

手を抜きやすい部分である反面、信頼を裏切らない大切なところです。

今回ステンレスの天板と木の天板がつながるところが少し苦労しましたが

綺麗に納まってホッとしました。

完成まで、まだまだ続きます。

頑張ります!