大工の遊び心のある古民家で。

おそらく築100年以上の古民家再生プロジェクトへキッチンを作りました。時代時代で、直された跡があるのですが、こうして住み継がれゆく日本建築の美しさと強さを感じた家です。

詳しくは、またキッチンのページでもアップすることにして。今回は、このネズミさんたちのご紹介。床の間の隅にあったという大工の遊び心のある手仕事のネズミさんたち。なんのためなんでしょうか。そしていつの時代につくられたのでしょうか。

時代は、わかりません… そして写真ではわかりにくいのですが、後ろ側は『蟻組み』になっていました。実際にどのように床の間にあったのかは知らないのですが、何かを止めるための細工かなにかでしょうか。もしくは、空いてしまった穴を、この細工をしてふさいでいたのでしょうか。ただ、そんなことはよくわからないのですが、上のネズミさんたちの出来具合が絶妙で、大工さんの手遊びだったんでしょうか。

本物なら、嫌がられる存在のねずみさんですが、こうした細工はかわいらしく感じます。粋な、というより、大工さんの愛嬌を感じます。そして、これをとっても嬉しそうにみせてくださった施主の方も、こういった細工が残っている自分の大切な家をとても誇り高く思われています。そんな家に、キッチンを納めることができた私たちも、自分たちの仕事に誇りを感じました。ありがとうございました。

節有ナラフローリング完成

とうとうフローリングも完成しています。材料はどうしよう、といくらか悩んだのですが、最終的に節のあるナラ材にしてもらいました。ナラ材かオーク材か、もしくはブラックチェリーやウォールナットも含めて、何が一番良いのか悩みました。何の材料になるにしても、無垢材・オイル塗装という選択肢から外れることはなかったです。本当は、ベリーのためには柔らかい材料の方が良いに違いないと思いつつ、 ナラに決定です。

一般的に、オークと言っても産地によって違いがあり、時には、ナラもオークもほとんど一緒ということも聞くのですが、実際には違うのです。見本板を見て、色といい目の感じといい並べると違いを感じます。、やはりナラ材が私たちの求めている床材だと認識しました。価格としては、ナラの方が高いのですが、節があるのは良しとして、短尺ものも良しとして、そうすると価格の差も若干抑えることができるので、この板を選びました。

今は、少し賑やかに見えますが、そのうち経年変化で落ち着いた色になっていくと思います。それにしても、念願のフローリングになって、嬉しい限りです。

壁は、最近ではあまり多くない、真壁です。大壁はすっきりとみえるのが利点ですが、真壁の良さは、こうゆうときに発揮されます。ここの壁は二種類の珪藻土で塗られています。白色とクリーム色もあります。それを可能にしてくれているのが真壁なんです。柱で仕切られているので、この面が汚れたから『この面だけ』またきれいに塗りなおそう、ができるのです。白壁のイメージのキッチンだから、ここは白の珪藻土、ができるのです。今回は、汚れているところを3面だけ、残っていた珪藻土を塗りました。灰汁止めにシーラー(下塗り材)を塗ってから、珪藻土を塗ったのですが、灰汁の少し黄色いムラがでてしまいました。ちょっと残念。いつもは、ちゃんと専用下地材を塗っています。それを、はしょったのが失敗でした。残念!

ここまでやっとできました。外の柱の塗装も、7割完了しています。あとは、玄関。少し小ぶりで控えめな玄関になる予定です。

秋になって涼しくなったので、ここまでの労をねぎらい、家でポロポロケーキを焼き、おやつにいただきました。中の果物は、スパイス入りシロップ漬けのブドウです。このアリムナさんが作ったこのシロップ漬けのブドウが美味しくて!文女さんのレシピのポロポロケーキは我が家の人気のおやつですよ。

フローリング工事中

一年以上ぶりのブログの更新になってしましました。ごめんなさい。フェイスブックやインスタの方は更新していたのですが、こちらをおろそかにしていました。さて、久しぶりの更新は、今現在のフローリング工事についてです。

私たちの展示場(兼事務所)は、今まで基礎のコンクリートの上に、コルクタイルを直接貼っていました。普通は、そんな荒っぽいことをしませんよね…最初建てたときに、少しでも建築費用を抑えるためにしていたことです。それでからか、たぶんほかの理由もあってのことですが、床が冬はつめた~かったのです。

一般家庭といっていいでしょうか、普通の住居で採用されるのは、フローリングが多いこともあって、私たちのところに来られる方が、少しでもイメージしやすいように、フローリングにすることを決意!基礎にじかにコルクタイルを張っていたので、一般的な「床の張替え」ではなく、コルクタイルの上に直接「床張り」をしてもらっています。

念願の断熱材もお願いしました。少しでも脚からの冷えがなくなりますように。大工さんのタッキーは、健康だからか若いからか、脚の冷えを感じたことがないと言ってます。そういった体質作りの秘策を知りたいものです。

どんどん、どんどん作業が進んでます。一般の家の部屋よりは広さがあるので、大変な様子。

お昼休みは、一緒にお弁当を食べるので、いつも二人ぼっちのKitoBitoが、楽しいお昼休みを過ごしています。たったの一週間の予定ですが、人がいるって楽しいもんですね。あと半分、美作市の永井建設のタッキー、よろしくお願いしますね。

お寺の家具

今年の夏は蒸し暑くて体力が消耗する夏ですね。

ずーと続いていたキッチンが一休みしたので

今のうちにと、お待ちいただいていた家具を作っています。

僕の作る家具はとにかく大きなものが多いので

いっぱい汗をかきながら作業をしています。

今回はお寺の仏具を収納する棚です。

棚と言っても、読めないような難しい字で書かれた古い書物や

漆塗りの箱や代々とっておかれた袈裟など

これから先も後の世代へ残すものを収める棚です。

中身ももちろんですが、棚も長く伝えてもらいたいので

本体は全て栗で作り、たまたま何年か前にお寺に生えていた楠を製材していた板で背板を作りました。

栗は水に強く、土台にも使われるとても長持ちのする気です。

楠は防虫のために樟脳油が採られていた木です。タンスにゴンですね。

書物の防虫にも効果があると思います。

      

とても重いので、長男が夏休みで帰省する日に合わせて納品の予定を立てて

アルバイトをお願いしました。

家族三人で大きくて重い家具をなんとか設置することが出来ました。

みんな汗びっしょりでしたが、なんだか楽しい納品でした。

      

まだまだ暑い夏は続きます。

皆さんお体に気をつけてくださいね。 

フラワーアレンジメント教室

1か月に1回KitoBitoにて『フラワーデザイン Riri』 さんのフラワーアレンジメント教室が開かれています。チョイスされたお花はいつも大人っぽいものばかり。実際に目にする機会の少ない、どちらかといえば、かっこいいお花をいつもチョイスされているんですねぇ。ときどき、そんなものも素材になるの?って驚くものもあって、いまフラワーアレンジメントの世界では大流行という素材も使われているんです。ちなみに本日驚いたのはまだ熟れていないブルーベリーやブラックベリーがたわわになった枝まで!そのうち熟れてくるらしいので、また雰囲気がかわるんでしょうね。

本日は、大人っぽいヒマワリも入ったブーケを作られていました。生徒さんたち、もう慣れているのか、悩みながらもサクサク作っていかれています。それぞれ少しづつ違うのですが、どれも素敵です。

ブリザーブドフラワーのコースの方は、なんだか不思議なものを作られていました。こちらは、工作好きな方に向いているそうです。なるほど、グルーガンを使い、コツコツと作っていらっしゃいましたよ。

そして、毎回いただくお花のプレゼント。今回は、かっこいいヒマワリのアレンジメントでした。ririさんの教室には仕事もあるので参加することが出来ないのですが、お花のある暮らしっていいなって思い、時々KitoBitoでもお花を飾るようになりました。おばあちゃんのお庭に行けば年中花が咲き誇っているので、そこからもらってこれる幸せもあります。ただ花器に自己流いれるだけなのですが、お花を見るたびに、花のある暮らしが楽しく感じられます。

名古屋モザイクのCORABEL コラベルのあるキッチン

アンティーク風なキッチンに入っていたタイルは、名古屋モザイクのCORABEL コラベルでした。とても人気の商品だと思います。そして私たちの製作したキッチンには、おそらく初めてのタイルだと思います。色使いも難しい色を選ばれていましたが、全体的に濃い色目が好きだと言われていたので、こうして色の濃い天板、着色したオーク材、そしてこのタイルが合わさるとどんな風になるのか楽しみにしていました。

私たちが確認できたのは、ここまででした。シンク上の照明も雰囲気の良いものが準備されていたので、それも含めたキッチンを拝見しなければ。ガスコンロが入り、お鍋が置かれ、料理をする姿です!そして、もちろん写真を撮らせてくださいとお願いしています。雰囲気がとても良いので楽しみです!そして、関係ないのですが、今新しいカメラの購入を検討中。それが届いてから、収めたキッチンの撮影に行かせてもらわなくては。

オークのキッチン製作中

梅雨入りして何日か経ちますが、清々しい日が続いています。暑くはなっていますが、湿度は高くなく、気持ちの良い風もあります。こんな夏だといいのに…なんて、毎年思ってしまいます。梅雨前の気持ちの良い夏があればよいですね。梅雨に入ると秋が来るまで、湿度も気温も高く体が参ってしまいます。梅雨が農作物には必要…ということもよく知っているのですが、言ってみました。

現在進行中のプロジェクトは、オークのキッチンです。打ち合わせを何度も重ねて、使いやすさや収納力の検証を行いました。キッチンの大きさや形、引き出しの寸法が決まったのちに、リビング側の良く見える場所のデザインも変更することに…実は、納得するまで打ち合わせを重ねた代償として、リノベーション終了後もキッチンが収まらなかったのです…ごめんなさい。でも、仮のキッチンをお貸しして、そこで生活をしてみると、見えてくるところが沢山あったんですね。そこで、材料を変更したり、このリビング側の良く見える場所のデザインの変更までしたのです。出来上がっているこの部分をみて、とてもいい仕上りになるような気がしています。納得するまで打ち合わせをすること、考えること。大切なことを再確認しました。

それが、喜んでもらえることに繋がる。そう信じて、今日も張り切る私たちです。お客様には、仮のキッチンなので不自由を強いてしまい、普通ならありえない!ことだったかもしれませんが、受け入れてくださり感謝感謝です。

紫陽花

私たちの仕事場は、今年は紫陽花で埋め尽くされています。増やした紫陽花をたくさんいただいたのです。地に植え替える時間がとれず、それもいいわけなのですが、今年は仕事場の庭で楽しみたくて、鉢のまま花を咲かせています。水が切れると即元気がなくなる紫陽花なので、朝晩たっぷりと水やりが欠かせません。毎日そうやって手をかけてあげると、愛おしく感じるんですね。帰りが遅くて、葉っぱに元気がなくなり、頭を垂れた紫陽花をみると、早く帰ってきてあげればよかった、と反省してしまうほど可愛いんですよね。

隣の家主さんも紫陽花が好きなので、毎朝様子を見に来てくれます。自分が今まで見たことのない種類だから増やそうという話になっています。ちなみに、隣の家主さんの紫陽花を昨年いただき来年あたりは花が咲いてくれるんじゃないかな、というくらいに成長しています。紫陽花は種類が沢山あるんですね。色だけではなく、花の付き方、花びらの形、色、さまざまです。

たくさん増やして、家の裏の法面に植える予定です。裏の法面は我が家の土地ではないのですが、家の中から良く見える場所なので草より紫陽花がいいよねって言って、土地の持ち主の方にお願いしているんです。草も刈るから、紫陽花植えても良いですか!って。いつ植えるんだろう?って思っているに違いありません。なかなか植えないもんだから。でも、こんなにきれいな紫陽花が増えると、喜んでいただけそう。

変形したTetra-tableの使い心地

長男が大学生になり、九州に行ってしまっています。昨年度まで家族そろって夕飯を食べれる日が減っていたのですが、一人減ってしみじみと感じることがあります。そう、家族そろって食べる食事の大切さ。長男がいなくなった時の、寂しさは何とも言えないものでした。長男の将来を考えると、ここに戻ってくる確率は低い…身に染みて知ってしまったのです。この時間がいかに貴重なのかを。だから、高校1年生の次男とのあと3年間を大切にしたく、できるだけ3人で夕食は食べるようにしています。いつもは、横着してキッチンカウンターで食べてしまっているのですが、この変形テーブルTetra-tableで食べてると…

すごく心地いいんです。長方形のテーブルとは違う新鮮さがありました。距離感が、ちょうど良い感じなのです。近い場所もありながら、少し余裕のある場所もある。何よりも、気持ち斜めに向ける視線が、心地よい会話になるんです。おしゃべりではない、高校生男子がいても、けっこう会話がはずんだほうだと思います。しょーもない事を、話しながら、いい感じで食事ができるんです。正面向いておしゃべりするよりも、こうやって少し視線が真正面に来ないほうが、なんとなく話しやすい雰囲気があるんではないでしょうか。このTetra-tebleの心地よさを再確認しました。この大きさで5人だと、おかずの多いお家には狭さを感じるかもしれませんが、2~4人だとちょうどよい心地よさを感じます。感覚的な話で伝わりにくいかもしれないのは、ごめんなさい。

アンティーク風なキッチンになりそうです。

KitoBitoでは木に着色することは稀です。その稀な機会が訪れました。濃い色の木でキッチンを製作するのか、着色してしまうのか。お客様は明るい色が好みではなく、着色した見本板を気に入ってくださり、今回は色付きキッチンになりました。着色と言っても、色付きオイルを使い少し濃くする程度なんです。ただ透明のオイルとの違いは、木目の中にしっかり着色した色が入るので、濃く見えるような気がします。この写真の木はどちらもオーク材です。下はクリアオイル。上の板は、チーク色のオイルをしています。木目が濃くなっているのが分かると思います。この写真ではわかりにくいのですが、木目以外も、クリアオイルを塗っている下の板よりは、色が濃い感じです。落ち着いた色に見えます。

そして、天板は今まで気になっていても使う機会がなかったコーヒービーンという名の人造大理石。引手はいつものKitoBito製。今までとは少し雰囲気の違うキッチンになりそうですね。

最後に、なぜKitoBitoでは着色をすることが稀だったか。「木」そのものが持つ色の経年変化を楽しんでほしかったから。なぜ、過去形か…?単に、今回着色をしてみて、今までと雰囲気の違うキッチンになりそうなのが、それはそれで、とてもよくなりそうだから。もしかすると…着色をしないことは、私たちのエゴであるのかもしれない。とも思ってしまう。それよりも、使い手の想いを今からこのキッチンに込めて製作して、出来たところから、使い手が自分の想いのこもったキッチンを育ててくれるほうが、よっぽど良いのかもしれない。今宵、そんなことを思いつつ、もう一度このキッチンの色を見てこよう。

初めての挑戦でした。

いつも思うのが、同じタイプのキッチンを作ると効率が良くて、きちんとそれなりに売り上げにもつながるという事。しかし、同じキッチンをつくっていると、「オーダーキッチンのKitoBito」とも外れてくるような気がしてしまう。そして何よりも、新しいことに挑戦することが苦しくて、楽しい…とても矛盾しているのですが、気持ちの問題なのでしょうがないような気がしています。苦しくて、楽しい。ってこと皆さんもあるでしょう?できなくて、できなくて苦しんで苦しんで、それでも、できていく過程や出来上がった時の姿が嬉しくて結局楽しかったってことが。

今回は、複雑なことだったのに、それをいかにシンプルに見せるかにこだわったので、どうしたらいいのか、悩んで悩んで苦しんで… 何度も図面を作り替えて、やっとシンプルにきれいな収まりになる答えのようなものが、図面に描けたときがまず満足に包まれました。最終的に、形になったとき、あの苦しみが本当は形になって表れてほしいのに、いかにシンプルに見せるかにこだわったかいがあり、シンプルにでき上ったので、苦しんだ姿は、ひとつも見えない姿のキッチンができ上りました。

いったい、何がいいたいのかわからなくなってしまったのですが、出来上がったキッチン、お客様にとても喜んでいただけたので、それが嬉しくて嬉しくて苦労もどこかに行ってしまったのでした。そして、このKitoBitoでは初めての挑戦のタイルの背中が可愛くて、この写真を何度も眺めてしまうのでした。

神戸の家のキッチン

毎日家づくりにたずさわっている職人さんたちと、家の完成が近づくと、会えなくなってしまう…寂しいです。と、お電話で話してくれた神戸のキッチンのお客様。そうですね。わかるような気がします。ですが、完成はやってきます!そう、私たちのキッチンももうすぐ出来上がります。ただ、ご縁が続くような気がしています。だから、私は寂しいというより、楽しみなんです。出来上がりも楽しみ。その後キッチンから生まれるお料理も楽しみ。すぐ近くにも、私たちのお客様のおうちがあるので、どちらのお家の方とも、これからもずっとずっと、ご縁が続きますように。きっと家づくりをしてくださっている職人さんたちも、おうちを見守り続けてくださると思いますよ。

窓際のカウンター

KitoBitoの近くの「ファミリーレストランつぼや」が多様な年代のお客様のために、お店の一部を改装するので家具を作ってほしいと相談を受けたのがずいぶん前の事でした。「お母さん、つぼやのような唐揚げ、作れんのん?」と子供たちに聞かれる「つぼや」さんです。「あんな唐揚げがつくれたら、お母さんもお店できるが。」と言っては、やっぱり美味しいので時々唐揚げ定食を食べに行ってしまいます。

ここから吉井川と対岸の緑を見ながら、お食事ができます。

オーク材のカウンターとスツール、そして天童木工のロングセラーの椅子とオーク材の大テーブルとベンチも一緒に納めさせていただきました。実は、KitoBitoでは成形合板で有名な天童木工の商品も取り扱いをしています。この天童木工の椅子は、どんな年代の方も座りやすく安定しているのでロングセラーになっているんでしょうね。

つぼやさんは、なんと50周年をむかえるそうです。おめでとうございます。そこで、50周年記念ランチを5月8日~6月8日までされているそうです。私たち家族の大好きな唐揚げなど人気の商品のいいとこどりのお得感満載のメニューです。この機会にぜひぜひお食事にどうぞ!

 

ファミリーレストラン つぼや  岡山県久米郡美咲町藤原70-5  定休日:毎週日曜日、第3月曜日

鳥取のカウンターキッチン

キッチンとカウンターが一体化したキッチンです。実は、タオル掛けをつけるのを忘れていたので、GWにつけに鳥取に行ってきました。生活を始めてから初めての訪問です。とてもシンプルなキッチンだったので、どんな風に使うのか、興味深々でした。お客様の頭の中では、ご依頼をいただく前から、どんな風に使うのか想像ができていたようですが、実際に見てみないと、わからないものですね。なるほど…と今回も思う事ばかりでした。

フライパンも、包丁も一緒に置いていますね。あれ?なんかこの写真、少し変じゃないですか?

はい!こちらが正解です!

壁に色々とくっついていました!D.I.Yでお客様自身で施工したタイルの上にマグネットバーをつけていました。そこにフライパンまでくっついているとは!伺って、一番気になったところでした。もう少ししたら、このキッチンも「キッチン」のページに追加しなければ!

ソファーのクッション作り替え

KitoBitoでまだキッチンに挑戦をしていなかった頃でしょうか。そのころに作ったソファーのクッションを作り直したいという依頼を受けました。今回は、刺し子の柔道着でカバーを作ることに。布はジーンズですっかり有名になった岡山県倉敷市の児島で染色をしてもらいました。依頼していた縫製も上々の出来上がり。カバーがピンとしっかりきれいに張っていて、とてもいい仕上りでした。柔道着って、布だけで見ていると、柔道着には思えないです。特にこの刺し子のバージョンは。可愛いんです。戦うときに着る服地とは思えません。

家で使っているソファーのクッションも柔道着で作り替えたくなりました。我が家の色は何があうかな。ベリーがソファーの上によくいるので、ベリーの毛の色が良いかも。

長い間まっていただいた忍耐強いお客様に、GW中にお届けする予定です。お待たせして本当に申し訳ありませんでした。やっと、やっとですが、楽しみに待っていてください。

既製品ではなく、自分らしさを尊重して。

最近の仕事の一つから。トイレに手洗いカウンターを設置・取り付けました。以前からお世話になっているお客様のお家です。お客様が気に入った器をアンティークショップで探し、それをトイレの手洗いに使いました。トイレの手洗い器は、遊び心が出しやすい場所ですね。洗面所とは違い、ばしゃばしゃと水がかかる所でもないので、時々カフェやお食事処で、個性を出した手洗い器を使っているのを見かけます。こんな風に、個人の家でも、既製品の中で選ばない選択をすると、自分らしさを表現しやすい場所になるんです。小さな空間だからこそ、気持ちよく過ごせる場所になったら嬉しいですよね。実は我が家のトイレ、木の手洗い器を漆塗りにしました。それも我が家らしさが出ているんだと思います。

ここは器に合わせて、「和」の雰囲気を出したかったので、木の皮目を見せました。季節のお花も活けていて、いい空間でした。小さな空間を大切にしたい方は、ぜひ参考になさってください。

完成見学会のお知らせ

岡山県津山市の「息吹木の家」が作る家は、どんどん自分たちの大切にしているところを進化させているように感じます。私たちがそんな事を偉そうな口で言うのもおかしな話なんですが、感性から感じることを少しここに書いてしまいました。だからか、今回の「賢学会」が「完成(感性)賢学会」と「息吹木の家」のサイトに書いてあったのは、と納得しました。大きさは、よくばらず、小さく賢く暮らすことができそうなんです。選び抜いた自然素材を使い、家の中なんだけど森の中にいるような空気感が気持ちいいんです。居心地がいいんです。帰りたくなくなります…

4月29日・30日に完全予約制で「賢学会」をされます。感性で感じてください。

息吹木の家 ← こちらから予約をしてください。

キッチンはKitoBitoで製作させていただきました。ありがとうございます。

神戸の家のキッチン

桜の花が満開のころ、神戸のキッチンのお客様と設計士の方がはるばる遠方よりKitoBitoまで来てくださりました。今回はワンコも一緒に!ベリーが外泊中でいなかったのが、悔やまれるところでした(涙)

好奇心旺盛で、ひとなつっこいワンコちゃん。表情が豊かで、嬉しさを体全体で表してくれるので、可愛くて可愛くてデレデレになってしまいました。翌週に収めるキッチンを設計士の方もご一緒に見てくださりました。食洗機やオーブンなどが入るため、木製部分は想像より少なくて、少しピンと来なかったかもしれないです。ステンレスの天板も、松岡製作所でつくっていたため、しっかり梱包されていた状態で置いておきたかったので、お見せできず、余計に大きさが分からなかったですね。

引出しは、まだ入っていないので余計に何がなんやら?というものをお見せしました。よくわからずで、申し訳なかったです。出来上がりを楽しみにしていてください。

そして、みんなで少し早めの夕飯をいただきました。いつも美味しいケーキを作ってくださるので、お礼にもなっていないのですがお礼に我が家の夕飯です。メニューは、緑米のカシューナッツ入りおこわ、重ね煮コロッケ、ゼンマイの辛子しょうゆ和え、干し大根の酢の物、サラダ、お味噌汁でした。昨年つくった緑米のおこわは、岡文女さんから教えてもらったレシピで。そして、干し大根の酢の物は岩井窯の房江先生から習ったもので我が家の超お気に入りの定番メニュー。ゼンマイは、近くの山から前日に採ってきたもの。重ね煮コロッケは、我が家の子供たちも食べ過ぎてしまうほど好きな重ね煮料理の戸練さんのレシピで。と、お野菜メインの夕ご飯でした。メニューを詳しく書いてしまい変なのですが、作り手と使い手が食事を通して会話を楽しみ、相手との距離を縮めてモノ作りをする。これが作り手としての楽しみでもあるんです。もちろん毎回そういうわけにもいかないのが心苦しい…ごめんなさい。

「食」を通すと、距離が縮まりますよね。キッチンを収めた後も、末永くよろしくお願いします。

そうそう、春になってやってきた燕の声がBGMでした。本物ですよ!贅沢ですよね。

福岡のコの字キッチン

一つ一つのキッチンには、思い出があります。作り手としての思い出だけでないのです。依頼をくださった方、そしてご家族とのキッチンに込めた想いや、日常の生活についての話をお互いに沢山していると、人と人としての繋がりが思い出として大切に蓄積されています。このキッチンは、普段はお受けすることが出来ないくらいの遠方からのご夫婦に作ったものです。

メールでの問い合わせをいただいたと思ったら、突然電話をいただき、「福岡からそっちに車でそちらに向かっています。」と言われているではないですか!福岡といっても南のほうで、もう大分県が川向うの辺りからです。キッチンを探していたけれど、良い出会いがなくて、岡山で遠いけどこうなったら行かなければ!と車を走らせて来てくださったのです。こうなったら、私たちもその想いに答えるしかありません!設置をしに行きますとも!と即答いたしました。

この春、大分まで行くことがありましたので、お邪魔させてもらいました。優しい笑顔のご夫婦は全然変わることなく、私たちを優しい笑顔で迎え入れてくれました。前もって、キッチンの調子の悪いところがあったら、修理するので言ってくださいね。とお伝えしていたのですが、幸いにもそのような所もなく、結局、一通り調子を見させていただき、その後はおしゃべりをして、お茶をいただき、写真を撮らせてもらいました。

初めての試みの、天板の配線用スリット。これも絶好調で、こうして良かったと言われていました。どう使うかは、想像してくださいね。キッチンの事例としてご紹介する際には、きちんとどう使うかをお知らせします。

床の間に、お花をいけてお迎えしてくださった心遣いに、感謝してもしきれません。遠かったけど、あれもこれも含めてすべていい旅ができました。あの距離を想いだけで車を運転してきてくださり、本当に感謝で一杯です。

神戸の家のためのオーダーキッチン

来週納品の予定にしている神戸のキッチンです。この面は、隣に同じ高さのカウンターを置くので見えなくなってしまうのですが、きれいな板できれいに仕上げています。もし、隣のカウンターを模様替えなをしたときに、他の場所へ移してしまうと、このキッチンのこの面が見えてくるので、こんな風に仕上げています。もしも…の場合に備えたわけです。

そしてこちらは、アイランドの作業カウンターです。穴が開いていますね。なんでしょうね!?作業台にあったら便利なものですよ。

このキッチンで使っている秋田産の無垢のナラ材は、表情が豊かで色もよく、私たちの好きな材料の一つです。この春納める(収めた)キッチンはこの材料をたくさん使わせてもらいました。こうやって自然の恵みを、大量生産ではなく、少しずつ自然にも無理のない量で、使わせてもらえることを感謝させてもらわなければいけませんね。

花見にちょうどよい「今」ですが、雨が続きそうです。どうかこの納品の日は、雨よ、降らないでください。桜も残っているといいな。遠くまで行く時に、道中の桜が満開だと気持ちがいいものですから。

丘の上のキッチン

小高い丘の上に立つお家にキッチンを収めました。写真を撮りに伺うと、家の方が「この土地で育ってきてね、汽車がこの窓からこっちに向かってくる景色がとても好きなの。」と話してくれました。幼いころから変わらない景色を、このダイニングテーブルに座ると見渡すことができます。ここでまた育っていく小さなこども達にとっても、ここから見える景色が心に刻まれていくんでしょう。

2世帯住居のため、お料理をする場所も配膳するスペースも広めにとりました。いままで、親世代だけになっていて静かだった食卓が、一気に、にぎやかになりそうです。どんなになるか想像がつかないって何度も言われていましたが、きっとにぎやかな食卓が楽しい毎日になるでしょう。

設計・施工:永井建設 

オープンハウスのお知らせ

鳥取県におさめたシンプルなキッチンのある家のオープンハウスが今週末開催されます。施主の方が珪藻土を塗ったり、タイルを貼ったりしたお家で家づくりをとても楽しんだ方なんです。積極的に家づくりに取り組みたい方はすごく参考になると思います。

家の設計施工はDenWorks(住まいる空間)さんでした。住まいる空間さんとは、仕事だけでなく岩井窯の料理教室に一緒に通ったりとしている仲だったので、温かみのある優しい家になることが、最初から目に浮かんでいました。三人の子育てを自然に、そしてとても楽しんでいるご夫婦の住まいる空間さんだから、施主の方ともいつもいい関係を楽しんでいらっしゃいます。おおらかに、包み込むような子育てと家づくり…それがDenWorks(住まいる空間)さんなんですね。

キッチンについてご相談にわざわざ来てくださった時も、こんな感じの木のキッチンがほしいんです。と、手書きのイラストを見せてくださいました。そのイメージ通りにできたかどうかは、実はまだ聞いていないので不安があるのですが、私たちは、こんなすっきりした考え方もあるんだ!と新しい視線でキッチンを見つめることができたのです。

一緒に作ったベンチの高さが若干高すぎたので、生活をしてみて少し低くしてみましょうね。と伝えています。もしかすると、小さいお子さんにはちょうど良かったかも…でも小さいお子さんも大きくるのでまた調整に行きますね。


ダウンロード
鳥取オープンハウスのお知らせ
鳥取市内で2017年3月25日~26日に開催されます。詳細はPDFをダウンロードしてご覧ください。
鳥取オープンハウスの詳細.pdf
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岡山県産の檜と秋田産の楢のキッチン

毎年この時期は忙しいのですが一歩づつ進んでいます

今回は内部を岡山県産に桧で

外部は秋田産の楢で作っています。

 

岡山県は檜の産地なので高級材にもかかわらずとても身近な材木です

まっすぐに育った檜は我々の言葉でいうと性(しょう)が良い木です。

程よい硬さと素直で美しいと思います。

家具としては少し柔らかめなので主に内部に使っています。

とても良い香りに包まれながらの作業です。

外部に使う秋田産の楢は

KitoBitoではおなじみの節のある木らしい材料です。

檜と楢の国産材で作るキッチンは

輸入材や合板に頼らない清々しいキッチンになっています。

毎日本物の木を使って仕事ができることに感謝です。

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我が家のお風呂

つい先日、インスタグラムに我が家のお風呂の写真を載せると、海外の人からも「いいね」を貰っていました。なんだかとても嬉しかったので、調子に乗ってここにも載せることにします!!五右衛門風呂にもあこがれたのですが、木工をしているのでヒノキ風呂にしました。市場で一本の檜を競り落とすところから始め、製材をして、乾燥をさせて作ったヒノキ風呂です。と、ここまで簡単に書いてしまいましたが、実際にヒノキ風呂を作るのはもちろん初めてだったので、頭をひねりながらの製作です。当初予定していた大きさが、大きすぎると言われ、椅子のように座れるところを作ると、ちょうど良い長さになりました。1面だけで良いから、少し斜めにしてほしいというリクエストもありました。そのほうがゆったりと、くつろげるでしょ、と言われるとその通りに作らなけばなりません。檜風呂はカビの心配もあるので、漆塗りにもしました。拭き漆という塗り方ということと、工芸品ではないので、ざくざくざくっと塗り重ねることで、思ったよりは簡単に塗れました。で、もう5年も使っているお風呂がこちらです。

漆塗りの檜風呂

あまりの快適さに、毎晩のようにゆっくりとくつろげる場所になっています。寝てしまう事も、よくあります。木製だから、檜だから、体が当たる所が、優しいんです。こんなお風呂に毎晩入れるなんて、贅沢だなぁとよく思ってしまいます。これで温泉だったらもっといいのに、とも良く思っています。温泉のようなお湯ではないことは確かなので、たまに近くの湯郷温泉には行きたくなるんですよね。そうそう、ホームステイにきてくれたオーストラリアの少年は、それまで湯船にゆっくりつかることがなかったそうなんですが、我が家では喜んでくれていました。最後の夜は、気が付いたらお風呂で寝てた!とびっくりして報告までしてくれました。我が家の自慢のお風呂のことでした。

美咲町の秋田産ナラ材のキッチン製作中です。

鳥取や香川や遠方にもキッチンをおさめさせてもらっていますが、今現在つくっているのは、車で約10分の同じ町内のお家のためのものです。そんなに近くのかたからも依頼していただき嬉しいです。私たちのところに展示してあるJoinery Kitchenを気に入っていただき、この木で作ってほしいと言ってくださいました。

この木は、秋田のナラ材。私たちもとても気に入っている材料です。この良さを分かってくださる方が、最近とても多いですね!嬉しい限りです。そのことを秋田の材木屋さんにお伝えし、私たちのカタログにも「秋田産ナラ材」と書いてあるのを喜んでくださいました。 

このキッチンの壁につく部分、コンロカウンターと食器収納とパソコンコーナーのあるカウンターの一部をすでに設置してきています。引き出しはまだ。それは…

珪藻土をこれから塗っていくためです。珪藻土を塗る前に、カウンターは設置しておかなければなりません。コンロカウンターは、タイルを貼るためそこも先に。つまり今回の場合は、まずカウンター設置(引き出しの中身はまだ)⇒ コンロカウンター壁面のタイル貼り ⇒ 珪藻土塗りの順番に行います。毎回現場ごとにこの順番は相談して決めています。引き出しは、珪藻土を塗ってある程度かわいてから、取り付けに行きます。

そして!今回の珪藻土の壁は、プロにもお願いして、そして自分たちも塗る!スタイルです。塗りにくい場所などはプロにお願いして、その他は施主施工なんです。この日、訪れたときは塗る前の準備段階を黙々とされていました。マスキングテープで、塗ってはいけないところに養生をしていく作業です。実は…これが大変なんです。「塗り」よりも根性と根気がいるのではと思います。しかも下準備を適当にしてしまうと、塗りにも影響がでて綺麗に仕上がらないため、おろそかにしてはいけない作業なんです。奥様は、「こつこつと、地味な作業が実は好きなんです。」と、黙々とマスキングテープを貼り続けていました。

今、キッチンを製作している2組のお客様は、珪藻土を自分たちで塗るお客様です!偶然、そうなったんですが、どちらの方々も塗りの作業を楽しみにしているようです。自分たちが家づくりに参加できるなんて、とっても意義のあることだと思います。私たちも、塗りの楽しさをしっているので、「楽しんで~!!!」って声をかけてあげたい!

息吹木の家のブログにも、DIYの事が書かれていました。こちらがブログへリンク

香川の海が見える山桜のキッチン 完成見学会のお知らせ

香川県観音寺市で、」2月25日(土)・26日(日)見学会です!

香川県の「海が見える山桜のキッチン」のある家の完成見学会が2月25日.26日に行われます。私たちの思いを感じてくだり、「このキッチンで食事が作れることを誇りに思えます。子供にも伝えていこうと思います。」と喜んでいただいているキッチンのあるお家です。お会いする度に優しい奥様と、いつも一生懸命で奥様思いの旦那様が、何を大切にしていきたいか、どう海が見えると嬉しいか、毎日暮らす家がどうあってほしいか、そんなことを考えながら作られたお家です。

一階の土間には、デンマーク製のHWAMの薪ストーブが、暮らしに暖かさだけでなく豊かさもプラスしてくれているようです。今日、お客様から「無事に薪ストーブの火入れ式を行いました!快晴の空にほんのり白い煙が立って、じんわりくる暖かさに体も心もホッとしました。」とメールをいただきました。ただただ、すごく嬉しくてメールをくださったんだと思います。そんなメールがすごく嬉しかったです。

家づくりやリノベーションを考えているかたには、そんな思いがとても参考になるお家です。ちょっと興味があるなと思う方は、リンク先の案内から申し込みができるので、そちからお願いいたしますね。

鳥取のウォールナットのキッチンのある空間。

鳥取の洛柿舎による美しい大空間に、お客様自身で各地を回り選び抜かれた家具が納められていました。ジョージ・ナカシマの家具と田渕義男さんのロッキングチェアー、そしてKitoBitoのウォールナットのキッチン。私のかつての職場の桜製作所で作られたジョージナカシマの家具と、私の造ったキッチンが同じ空間に存在する日がやってくるとは。夢のようなことでした。このことはお客様から知らされていたので、いつもに増して身の引き締まる思いで製作をしたのでした。桜製作所とジョージナカシマの家具のすぐそばに収めるキッチンを、それらの名に恥じることのないものにしなければならないと、勝手な思いと使命感に燃えたのでした。プラン・材料・製作においてすべてをベストになるために、たっぷり時間をかけたました。こうして生活している場に行かせてもらったとき、遠くから、近くからキッチンを見て、空間の中のキッチンの存在感を確認。存在感が出すぎていないか、反対に、存在感がなさすぎないか、チェック。上手くまわりと溶け込んでいるか、チェック。使い勝手はどうか、チェック。キッチンのために用意されたステージを活かすことが出来たか、チェック。細かく開け閉めして、チェック。そしてお客様の声と表情を細かく観察…(ごめんなさい、観察しています。)そして…安堵。ホッとしたのでした。今回もお客様のセンスにやられてしまいました。海外のインテリア雑誌にでてくるような空間の中に、すべてが心地よく収まっていました。キッチンも、いい塩梅の存在感。良かった。ドキドキして伺い、結局居心地の良さに甘えてゆっくりさせてもらいました。本当にほっとした日となったのでした。

ジョージナカシマ kitobitoキッチン
 

こちらは、この日に初めて見て驚きが隠せなかったロッキングチェアー。生き方、木工、庭、薪ストーブ、における心の師匠でもある田渕義男さんのロッキングチェアーでした。写真でしか見たことのなかったそのロッキングチェアーがそこにあったのです。思わず叫んでしまったほどでした。とにかく、感激が大きすぎました。ありがとうございました。 お客様に感謝感謝です。良かった。本当に素敵な出会いでした。

最後になりましたが、この空間を生み出した、洛柿舎の井上さん、ありがとうございました。辻工務店の辻さん、ありがとうございました。また中国産の天然石のトラブルを最後まで責任をもってよいものになるまで諦めないで粘ってくださったGTEXの市さん、本当にありがとうございました。そして岡山の県南からわざわざMieleの食器洗い機とMieleのIHを設置に来てくださった藤和の藤原さんもいつもいつもありがとうございます。この天板とIHの色が見事でした。惚れ惚れしています。こんな風に、KitoBitoのキッチンは決して私たちだけの力でできているわけではないのです。

山桜のもつ「品」とは何か考えてみた。

山桜のもつ「品(ひん)」とは、何だろうと考えてみました。「品(ひん)」とは、品のある人などと人に対してよく使う言葉ですが、モノにも使うことがあります。

「品」派手さはないけれど、地味さもない。気品のようなものが感じられる質の良い「美しい」ものに対してそう感じています。山桜の木肌が滑らかで優しい印象をもち、色もゆっくりと変わっていくさまがそう感じさせているのでしょうか。山桜の色、それはオイルを塗る前、桜の花の色を感じるところがあります。家具になって、手入れを丁寧にしていると、すべすべした感触が保て、とても気持ち良いのです。硬すぎることもなく、柔らかすぎることもない木の硬さが手に心地よい。それも品の一種なのでしょうか。「桜」に対して感じる日本人独特の感性が、潜在的な意識の中にあるからだとも思うのですが。清楚で優しく心地の良さを五感で感じれるところが「品」として私自身好きな材料になっているのかな… だけど結局のところ、山桜のもつ「品」について、より深く考えていくよりも、それを失うようなデザインをしてしまうと元も子もないんだろうと思います。

もうすぐ仕上がります。丁寧な仕事で質の良いものができあがることも、その山桜の品を保つ大切なことだと確信しています。手仕事ならではの品のあるモノとなってほしい。そうなってほしいから、一日一日かわらず丁寧な仕事を心がけています。

倉吉のウォールナットのキッチンのおうちに檜です。

ウォールナットのキッチンを収めたお家から追加の注文をいただいています。本当にありがたい事です。ちょうど良いサイズの既製品がみつからなくて、あっそうだ、と思い出してくださったようです。私たちがオーダーで家具も製造していることを。こんな風に、追加で注文をしていただけるという事は、きっと私たちの仕事を気に入ってくださったんだな。と思うので、ますます嬉しさがこみ上げてきます。

ちょっとしたカウンターのような感じですね。お風呂の脱衣所の棚になります。少し「和」のテイストの空間だったので、檜を使いました。この檜は、近くのお寺で数年前に伐採しなければならず、声をかけていただき、それを分けてもらっていた天然檜です。色も木目もすごく美しくて、きっと喜んでもらえると今から納品の日が楽しみです。

オイルをかけても檜のいい香りがしています。お風呂にいい感じ!だけど、この香りはいつまでもあるものではないのも事実です。残念。

キッチンの作業カウンター製作中

「香川の海が見える山桜のキッチン」の作業カウンターを製作中です。カウンターの後ろ側は、一番よく見えるところになります。もともと、お客様からは横格子のイメージ写真を送ってもらっていました。それを見ながら、建設現場でその横格子がその空間に合うだろうかというところから検討。机上だけでは想像ができなかったのですが、実際に設置する場所に行って、四方八方から考察すると…通路の奥行き感が感じられるようになる!と確認することができました。そして山桜のキッチンによく似あい、品のあるものになることを心がけデザインしました。

新しいデザインを作るときは、時間をかけて考えます。今回は、杉材を使い、厚み・奥行・間の距離を変えたりして、何度も「ちょうどよい」所になるまで試してみました。良いものになってほしいと願いながらの作業です。今回は、山桜を使うこともあり、品よく収まってほしいことを念頭に置いて考えました。山桜自体は、品のある木柄だと思います。その木が持つものを失うことなく、ちょうどよい品の良さにおさまってほしいものです。

まずは、格子からです。一本ずつ丁寧に、ほぞにさしていきます。反対側も、ほぞに入れていくのですが、これだけほぞを入れるときは、少しの違いで、入らない場所が出てきます。最初からどの工程も気を抜かず、出来上がりが上手くいくようにすべて計算し、くみ上げていくのです。

約1mのカウンターですが、2つ並べて使うので約2mの長さになります。普段は、キッチンの作業台として活躍します。「時々、隣の両親と一緒にワイワイ食べたいんです。楽しいでしょ。」という希望を教えてくださいました。だから、増えたときはテーブルにくっつけて使う予定。高さはテーブルに揃えています。目隠しの横格子は、背板のみ。両横にはありません。兼用にするときは、どちらを重要に思うかっていうことが大切です。今回の場合は、『みんなで一緒にご飯を食べて楽しい時間を共有する。』です。こんな考えもすごく嬉しいですね。

香川の海が見える山桜のキッチン

 

大好きな木の桜のキッチンを作っています。

春になると山のいたるところにピンク色の桜の花が

まばらに咲きほこります。

 

桜の名所のような一面の桜もいいのですが

僕は広葉樹の山に、ポコポコと見えるピンクのかたまりのような

山桜が好きです。

 

工場のある吉井川沿いの山肌にも

春の訪れと一緒にその可愛いかたまりが花を添えます。

 

春の訪れより一足早く桜のキッチンをお届けできそうです。

 

 

 

桜は木目がなく表面が滑らかですべすべしています。

昔、堀こたつのやぐら(骨組み)に桜を使っていたのは

布団が擦れても破れにくかったそうです。

ずいぶん前に他界したおばあちゃんの部屋にも掘りごたつがあって

その中の炭のにおいが好きでした。

 

このキッチンもとてもすべすべの仕上がりです。

オイルを塗って何度も拭いていると

なんとも気持ちの良い肌触りになっていきます。

 

 

このキッチンは瀬戸内海を渡った香川に届けます。

今からお客様の喜んでくださる顔が浮かびます。

再会できる楽しみと

やっぱりうどんも楽しみですね。

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雪でした

2017年1月15日、雪が降りました。例年このくらいの雪が1度くらいはこの辺りでは降ることがあります。このくらいなので、悠長に雪の世界が好きだと言っています。銀世界に包まれた景色は、シンシンと雪が降っているときも美しく、日があたってキラキラと輝くときも美しいです。山の木々に降り積もった風景、霧が少しずつなくなり日が差し込んでくる幻想的な風景。いつもにない自然の姿に感動しています。

これも寒さが続かないので、2日~3日でこの雪がほとんどなくなってしまいました。残念と言えば残念。助かると言えば助かる。のが本音です。でもこの冬もこの景色を五感で感じることができて幸せでした。今日も、今週も雪マークが出ていますが、こんなにフカフカの雪ではないです。水分を含んでいたので、重くてあっという間に溶けてしまいました…車がドロドロになっていくのは避けられません…(写真の雪は全て週末の雪です。)

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大きくなっても楽しい晩ご飯

ショールームで家族で夕飯を食べるのは久しぶりです。

夏に作っておいた柚子胡椒は

ストーブで炊いた鳥大根をご馳走にしてくれます。


子供達が小さくて家も借家のときはよくここで食べていました。

ストーブでピザもよく作っていたのを思い出します。

一番のご馳走は鳥の丸焼きでした。




この春子供達は大学生と高校生です。

大きくなっても家族一緒の食事は楽しいひとときですね。



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鳥取のウォールナットのキッチン 設置(第2・3日目)


キッチンの仕上げをしています。

ここは鳥取なのでkitobitoからは峠を越えます。

前回の峠はまさかの雪道でした。

チェーンを用意していたのでワクワクの楽しいドライブでした。


今回は雨降りでしたが準備も万全だったので

問題も無く、冬の山陰もけっこう好きです。


現場では電気やさん、配管屋さん、タイル屋さんと協力しながらの

作業でしたが、みんな優しくて楽しい作業でした。

残業中も途中で買ったチョコを分けあってなんだかいい感じでした。


少しづつ完成に近づくと全体の雰囲気が見えてきて

ワクワクが止まりません。

お客さんの来られるたびの喜んでくれる反応も

嬉しさ倍増です。


料理をしないご主人もこのキッチンで料理をするのが楽しみなそうで、

これほど嬉しいこともありませんね^_^

家族の楽しい暮らしが思い浮かんできます。

あと少しで完成です。寂しいような嬉しいような。

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古民家再生のキッチンの撮影にいってきました。

昨年末の事になるのですが、数年前につくらせていただいたキッチンの撮影に伺いました。家にキッチンもテーブルも馴染み、ご家族に大切にされているのが伝わってきて、とても良い時間を過ごさせていただきました。薪ストーブで温められたリビングキッチンの広い空間で時間を忘れゆったりと生活が送れそうです。岡山市の神家昭雄建築研究室にて設計・再生された家の居心地の良さを体感させていただくことまでできました。

奥様お手製のロールケーキです。米粉だけで作ったロールケーキはしっとりときめ細やかなスポンジでした。美味しい時間までありがとうございました。コンロの下には埋め込み式のオーブンを備えています。

私たちで製作したテーブルの北海道の楢材は、肌理の細かい一枚板です。今では手に入れることが大変難しい材料です。家具は家や部屋に合ったものが良いと思うのですが、この空間には、この存在感のあるテーブルでなければならなかったように落ち着き払って存在していました。そして椅子は、ウェグナーのY-chairです。この椅子のすごさは、座り手を選ばない、空間を選ばないところなんじゃないかと思います。誰が座っても、心地よく、どんな空間でも馴染む。こんな人間になりたい、あっそれは難しいか…では、そんなキッチンを作れるKitoBitoになりたいです。

建築設計:神家昭雄建築研究室

 

 

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2017 スタートしています!

新年あけましておめでとうございます。

少し遅いご挨拶となってしまいましたが、KitoBitoは1月4日より新年のスタートをきりました。今年も皆様とのご縁を大切に、一つ一つのことに真摯に向き合い、使い手が心から満足できるモノ作りに力を注いでいきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の朝は、初日の出を望んだすばらしいスタートを切ることが出来ました。天気に恵まれて、山間地ではなかなか見ることのできないほどの素晴らしい日の出を、美作市上山で見ることができました。毎日上ってくる日の出も1月1日だけは違って見えますね。そして、見事な雲海までも望むことができ、本当に感激しました!今年も頑張ります!って気持ちに直結です!なんて単純なんだ!

夕方は、瀬戸内にある両親の家に向かう途中によった海で夕日を背に、かっこいいベリーを撮ることが出来たのでした。海の近くで育った私は、こんな景色や山から瀬戸内をみて育ったので、帰ってきたという穏やかな気持ちになったのでした。我ながらとっても単純ですね。特に忙しくないゆったりとしたお正月を家族と過ごした私たちですが、皆さまの新年はいかがでしたか?

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鳥取のオーダーキッチン 美しいウォールナットです。

 

 

ウォールナットのキッチンの製作もほぼ終わりに近づいてきています。
かなりの大きさなので引き出しの前板や開き戸なども沢山あります。

今回使ったウォールナットはその中でも一番美しい製材所のものを使っています。

アメリカの各地から送られてくるのですが、この製材所のものは特別にきれいなので

できればここの材料を使いたいと思っています。

もちろん高価なのでいつもとはいきませんが今回は絶対使うと心に決めていました。

そして思った通りとても綺麗な仕上がりに満足しています。

 

少しでも反ったりしないように一度削って二階の暖かいところにしばらく寝かせて

少し縮んだところでもう一度削り直して加工に入ります。

このひと手間は暮らし始めた時、急に暖められた部屋で木がびっくりしないように

木にも心の準備をしてもらうためです。

本当に?って思うかもしれませんが、とても効果があるんですよ。

 

 

 

 

 

11月からずっとこのキッチンに掛かっていますが

すごく楽しい。

ちゃんと向き合って集中して作る。

とても幸せです。 

 

 

 

 

 

引き出しの裏の背板は一生目に触れることはありませんが

9mmの本物の板を使います。溝にはめ込む場合や裏から打ち付ける場合があります。

裏から打ち付ける時、鉄釘を使うと錆びるので真鍮釘を使います。

見えない場所から長い間支えていてほしいから。

ちょっとした思いを込めて釘を打っています。

 

 

 

 

今日で仕事納めです。

 

今年も皆様に大変可愛がっていただき

本当にありがとうございました。

 

お客様の幸せな暮らしの一部に参加させていただき

私たちもとても幸せです。

 

来年もよい年になりますように。

 

 

 

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変形テーブルのあるキッチンの撮影に。

変形テーブルとキッチンを一体化させると、生活はどんな風なのか…気になっていたので早めにキッチンの撮影に伺わせてもらいに行ってきました。想像通り… というと、おこがましいのですが、設計士のアトリエ珠大瀧さんと、施主の方との打ち合わせで盛り上がった通り、とっても使いやすく生活しやすく、楽しい!キッチンになっていました。お客様の笑顔が語ってくれていました。そして、私たちも嬉しくホッとした瞬間でした。作った料理もすぐに出せるし、日常のこんなことやあんなことも、ここに座ってこんなふうにできるし、居心地がいいですよって言ってくださり嬉しかった!ありがとうございました。

 

猫じゃらしでいつまでも遊んでくれる子猫ちゃん。人懐っこくて、すぐに近寄ってくれる甘えんぼちゃんでした。そして、あこがれのアンティーク

のソファーまで。オークションで見つけたそうです。これは、私たちには出せない味!リフォームしてすっきり明るくなったお家に、しっくりきていました。

  

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香川の海の見えるキッチンへ現場の確認に。

香川県でも西の端っこの豊浜町からお客様が来てくださったのは
半年以上まえのことです。
いよいよ現場も進んでキッチンを作る準備が始まります。
製作前に現場の確認も大切な仕事です。
ここは二階がキッチンとリビングになるので搬入も吊り上げることになるでしょう。

現場はとても綺麗できっと大工さんも几帳面な方なのでしょう。
配管の位置も図面の通り間違いありませんでした。
この分なら年が明けたら製作にかかれそうです。

何より嬉しかったのは久しぶりのお客様との再会でした。
長いお付き合いをさせてくださいと
お土産におうどんを頂きました。なんて粋なお土産でしょう。
うどんに負けないよう長いお付き合いをしたいです。


もうひとつ嬉しかったのが
お客様に教えていただいて行ったうどん屋さん
めちゃくちゃ美味しかった。
讃岐うどんにしては柔らかめの麺に
煮干しの汁が最高でした。
取り付けの日が楽しみですね。
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鳥取のウォールナットのキッチン 設置〈第一日目〉

昨日は、ウォールナットのキッチンの壁面部分の設置に行ってきました。ボリュームがあることや、左右とも壁があることで、念には念の準備を進めていました。製作前の採寸、図面上でのシュミレーション、扉を開いたときに動きには問題はないか、実際に使用するときの問題もないか、色々なことを想定しながら推し進めてきました。実をいうと… この間、製作段階も含めて2度ほど、想定していなかったことで慌てたのですが、都度色んな角度から考え、自分たちの常識の外に答えがあるという言葉に従って、考え抜くと… 不思議と良い方向に進むことが出来ました。まだ完成させていないので、進むことが出来ました、ではなく、出来そうです。ですが…

これで次に壁の塗りやタイルを貼ってもらうことができます。そして、開き扉をつけたり、引き出しをいれこんだり、アイランドキッチンを設置したりと、まだまだ続いていきます。それにしても…鳥取の倉吉には新しく開店したようなローソンが沢山ありました。「ローソン&ポプラ」となっていたのが、岡山との違いです。何が違うんだろう?って思うと、お弁当に、炊飯器に入っているヌクヌクのご飯を入れてくれるようです。もしかしたら、他にも違いがあるのかも!

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鳥取のウォールナットキッチン製作中 続いています

キッチンの建具を作っています
ハシバミといって板の両端を木で挟むやり方で

反りを止めながらフラットに仕上がります。

 

全面フラットに仕上がるデザインですが、

引き出しだったり、開き戸だったり、上にスライドしたりとかいろんな動きをするのは

場所によって使いやすい動きをしてもらいたいから。

 

作りの難易度は高いけれど、美しく使いやすくを目指したい。

はみ出たノリを拭いている、たっぷりはみ出るくらいがちょうどよい。
はみ出たノリを拭いている、たっぷりはみ出るくらいがちょうどよい。

 

 

 

もうすぐ設置ですが、現場は工事が進んでいるので

建具はまだ持っていきません。

持っていった時にちゃんとつくように、

試しに組んで確認しておきます。

 

 全体像が見えてきてワクワクします。

最初にイメージしたこんな感じになってほしい気持ちを大切にしたい。

一番よく見える壁面収納はキッチンのイメージの要になります。

 

作り方は僕の工夫のしどころで、とにかく考えます。

多分それが好きなんだと思う。

それでも上手くいかないときはやり直すこともありますが、

納得いくまで作りこみます。

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鳥取のウォールナットのオーダーキッチン製作中

コンロカウンターキッチン

とても大きなキッチンです

幅3.5メートル高さ2・3メートルの壁一面がコンロカウンターキッチンです。


ぐるりと囲まれた中に調理スペースを配置するタイプは初めてで

ずーっとしてみたかった念願が叶います。


ウォールナットと天然石の天板とタイル仕上のとても重厚な仕上がりになりそうです。

工場の中で仮組みをしていても迫力があります。

とにかく大きいので時間がかかりますが楽しくて仕方ありません。

今から設置が楽しみです。

 

 

 

 

ウォールナットはアメリカ北部が主な産地だと聞きます

多くの国で人気の美しい木です。

いつの日か実際に生えている木や

アメリカの木材市場を見てみたい。

もっともっと木のことを知りたいです。




図面ではわかりにくいのでスケッチにしてみました。
これが実現するなんて夢のようです。


KitoBitoでは、オーダーでキッチンの製作を承っています。無垢の材料を使うことを基本としながら、さまざまなタイプ・テイストのキッチンを作りたいと思っていますので、まずはご相談してください。新しい出会い・新しい素材を楽しむ私たちです。

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変形テーブルのあるキッチン

キッチンを取り囲んだカウンターの居心地の良さを楽しんでいた施主の方の反応。そこに気付いた、設計事務所アトリエ珠の大瀧さんのリフォーム物件のキッチンが仕上がりました。少し変わった形で楽しめたら。どうしても外せない柱を活かせたら。そこからがスタートでした。

愛猫と暮らす家へリフォーム

動線やリビングの位置関係を、現場も設計士ので大瀧さん、工務店の方、そして施主のご家族と一緒に相談・確認をして出来上がったキッチンです。山桜を気に入ってくださり、キッチン、テーブルを無垢の山桜で作りました。そして、外せない柱がタイルでこの空間の重要なポイントとなり活かされています。猫ちゃんが高いところでくつろいだりウォーキングできる場所も用意されていました。

目の細かい綺麗な山桜のテーブルはコンロカウンターと柱に組み込みながら、優しい形に仕上げました。若干ややこしかったですが、後日タイルまで張り終わったのを見て感動しました。テーブルは使い込めば使い込むほど、光沢が出てきて美しい色になってくる山桜です。家族の楽しくにぎやかな会話が聞こえてきそうです。

猫ちゃんのための棚です。ポカポカして気持ちがいいんでしょうね♡

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オーダーキッチンのインテリア

木のキッチン オーダーキッチン

キッチンの壁面を飾る。

今年設置した木のオーダーキッチンのお宅に、追加注文があったので伺ってきました。そこで素敵なキッチンのインテリアを拝見してきました。私たちは、いわゆる箱を作ります。そこへ、色を添えてくれるのは使い手です。キッチンの飾り棚は、リビングキッチンの中でもとても重要な役目を担っている場所です。使い手のライフスタイルのなかで重要なエッセンスが添えられ、心に平穏が訪れる場所となっています。このキッチンではコーヒーを淹れる素敵な場所になっていますね。

きっちんにはタイルで個性を。

そして、家を建てる計画の段階で私たちがおすすめするのは、もちろんタイルです。沢山のタイルのなかから選ぶのは、実はとっても難しいのですが至福の時でもあります。ただ、気を付けてほしいのは、候補をいくつか挙げて、必ずサンプルを取り寄せる事。質感は写真からだけではわかりません。そして在庫の確認も必須です。人気の商品は、入荷が何か月も先だったり、入荷さへ未定だったりもします。

今回はベリーも一緒に。12月なのに、ポカポカ陽気でウッドデッキに娘ちゃんとの~んびりモード。居心地がよかったのね。

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家具のようなシンプルキッチンKazeへ収納を追加作成しました。

家具のようなキッチンと生活する

シンプルキッチンKazeを名古屋のお客様に製作して、もう何年がたったでしょうか。家族で名古屋からわざわざ来ていただいたそのお客様から追加の注文をいただいていました。何か月もお待たせしてやっとできあがりました。リビングとキッチンが同じ空間にあるので、家具のように仕上げたキッチンの下で使用します。

お客様から送っていただいた写真です。テーブルのようなシンクカウンターの下に今回作成したキャビネットを置きます。実は、このキッチンはお客様自身で設置してくださりました。お仕事柄、そういった事にも慣れているのか、どのように設置したらよいかを伝えると、こんなに素敵に設置をしてくださっています。遠方のため見に行くことが簡単ではないのが、残念なのですが…。製作後、私たちのところで置いている間、とても愛しい「キッチンのような家具」だったのを思い出します。送っていただいた山桜のキッチンは優しい色をしていました。きっと家族皆さんで可愛がっていただいているんでしょうね。ありがとうございます、と感謝の気持ちが心にじわっときました。

反対からもよく見えるので、同じ山桜を使い美しく仕上げています。さぁ、これを梱包して名古屋までおくらなければ。あと少しお待ちくださいね。

家具のようなシンプルキッチンKaze

詳しくはこちらで。  

また、色々なスタイルのキッチンを作っていく事が夢です。長く使ってもらえるキッチンをつくることが私たちの信念でもあるので、基本的には無垢材を使用します。その中でスタイルの幅を広げたい!面白いアイディアを持ったお客様も大歓迎です!KitoBito米戸倫子

 

 

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銀杏の丸太

先日銀杏を切るから取りにおいでと

ご近所さんから声を掛けて頂きました。

取りに行くと言っても一般の方には手の出し用のない大きさです。

直径が40センチくらいで2.5メートルくらいあります。

ざっと200キロ位です。

仕事柄時々そんな声をかけて頂き、喜んで頂戴いたします。

今回は銀杏なのでまな板にするのが良さそうですが

いったい何十枚のまな板になるのか見当もつかず未だに丸太のまま

保管しています。

銀杏の特徴は白くて柔らかく優しい感じの材料です。

ショールームの階段の踏み板に使っていますが

足の感触は優しくてとても気に入っています。

椅子の座面にもいいかもしれませんね。

しばらく眺めて想像を膨らませたいですね。

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栗無垢材・ウォールナット無垢材到着

KitoBitoでは秋田産の材料とアメリカ産のものをよく使います。
節のあるナラと山桜は秋田から送ってもらっています。
木は寒い地方でゆっくり育つ方が目がつんで優しい色合いの木に育ちます。

ウォールナットとホワイトオークはアメリカ産です。
色の濃いウォールナットは人気です。
ホワイトオークはナラの仲間ですが節の少ない堅い材です。

 僕はどの材料も大好きです。
それぞれに特徴があり、加工するときや使い込んで時間が経過した感じも全て違うので
その違う個性が僕を引き付けるのかもしれません。

地元の市場でも時々セリに参加して丸太を買うことがあります。
主に栗を競り落とすのですがいい丸太と出会った時はワクワクが止まりません。

KitoBitoのストックヤードに材料が高く積まれていると
とても安心するのはやはり作り手だからでしょうか。
今日も届いた材料を積み直して嬉しくてしばらく眺めて喜んでいました。
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木のオーダーキッチン 墨付け


ほとんどのキッチンは無垢の材料を使います。
吊棚などなるべく軽く仕上げたい時は
フラッシュと言って合板を使うときもありますが
扉などよく触れるところは木がいいと思います。
使うほどに色艶も増してとても丈夫で
何より愛着が増します。
写真ははぎ合わせて広い板を作るために並べているところ。
こんなに分厚いけれど内部にかくれる見えない所です。
ここをしっかり作ることが一番大切にしているところかもしれません。
この道具はせんを引くために使う毛引きと言います。
ほとんどが自分で作った道具です。
用途に合わせたり、手に馴染むように形を変えたりしています。
どれも使い込んでいい色になっています。
これらの道具を使い墨付けと言って
大きさを整えた材料に印をつけていきます。

墨付けをした線に合わせて穴を掘っていきます。
ほぞ穴と言ってこの穴に部材がほぞがささり
立体的に組まれていきます。
明日からはホゾの加工が始まります。
今回のキッチンは大きいので完成まで長い道のりですが
一歩づつの積み重ねです。
少しづつ報告していきますね。
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鳥取のウォールナットのオーダーキッチン

鳥取のお客様のためのウォールナットのオーダーキッチンの製作に入ります。その前に蝶番の確認をしていたら、予定していたものが使えないことに気が付きました。蝶番は戸の厚みや吊元の板の厚み、本体の枠の中に納まった建具か、もしくは本体枠を隠してしまう建具か。様々なことが関係してくるので、どの蝶番を選べばよいのか慎重に決めています。今回は、どうしても合うものがなく、悩んで悩んで…仕様を少し変えるのが良いのか。何が一番きれいに収まるのかを考え抜いていました。

 その夜、NHKのプロフェッショナルを見ていると、『生み出したかったら、見る視点を増やすということが非常に大切。』ということがを道脇裕さんが言われていました。見る視点を増やす… 常識の外に答えがある。そんな言葉が心に突き刺さり、翌朝、「そうだ。もしかすると、建具の開く方向を変えれば解決するかも。」という新しい考えが浮かんだのです。思い込みっていう余分なものがあり、新しい考えを生み出すことができなくなっていたのかもしれません。その余分なものを振り払うと、新しいアイディアやお客様の喜んでくれる顔が浮かんできたのです。その次は、製作が楽しみになり、出来上がりまでがワクワクする時間がもらえると思うと、とても楽しみな仕事となっていきそうです。

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真鍮の引き手

KitoBitoのキッチンに付ける引き手は真鍮で作っています。
シンプルで持ちやすいので写真のような引き手を好んで使っています。
色は真鍮そのままと黒染めにしたものがあり、どちらも好きです。

バーナーで焼いて曲げて作るのでちょっとづつサイズや曲げ具合が違うところも
お気に入りの一つです。

#引き手 #オーダーキッチン #真鍮引き手 #変形テーブル

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